Yellow Label イエローレーベル

イエローレーベルテントは軽量性を最優先し、雪のない期間、比較的安全な地形、温暖な環境での活動に使用する場合に最適な選択肢です。

イエローレーベルテントは軽量化を最重視して設計されました。より温暖な環境や雪が降らない時期を想定し、このテントのインナーには覆うことができない大型のメッシュパネルが採用されています。また暑い環境で優れた換気性能を発揮するようにアウターテントが短めに設計されていますが、このため寒い環境においてはテント内が寒く感じる可能性もあります。イエローレーベルモデルは比較的安全な地形での長期または短期の活動に最適です。しかしながら、優れた強度があるとはいえ、軽量化素材と設計のため、完全な吹きさらしや高地、辺境での使用には適していません。

イエローレーベルのヒストリー

ヒルバーグは元来、季節を問わず使用できるテントを開発してきましたが、軽量テントは欲しくても、オールシーズン対応の耐久性と快適性を必ずしも必要としないというユーザーがいることも承知していました。しかし我々は、結局のところ「夏用テント」であることが往々にしてある、従来の「3シーズン用テント」を製造したくはありませんでした。問題はスウェーデンでの春、夏、秋は、例えばオーストラリアと比較して、それぞれ非常に異なる特徴を持っているということでした。

2010年、当社はその後2012年にイエローレーベルテントとなる製品企画に着手しました。従来の3シーズン用テントを設計するのではなく、吹きさらしが少ない地形で、暑い時期のあらゆる天候に対応し、雪がない場所での使用に適し、地理的な条件に左右されることがないテントの設計に乗り出したのです。

耐久性を犠牲にすることなく最大限に軽量化するという目標を掲げ、我々は様々な思考錯誤を繰り返しました。まずはアウターテントと接合されたインナーテントにポールを導入することを試みました。この型の試作品が耐風テストで次々と倒れた後、ポールを外側に設置し、インナーとアウターテントが接合されてはいるものの、分離も可能というヒルバーグで以前成功を見たシステムを適用することにしたのです。この方法は大きな成功を収め、最適な設計であることがわかりました。

この過程でのもうひとつの発見は、レッドレーベルのオールシーズン対応テントで使用されている直径9mmのポールよりも細いポールを使用することで若干軽量化することができるものの、それに比べて耐久性の減少が著しいということでした。そのため以前より証明されてきた9mm DAC NSL ポールが採用されました。

インナーとアウターテントにはより軽量な布地が使用されています。アウターテントのためにはKerlon 1000を開発しました。暑い気候、雪がない場所で使用する場合には、オールシーズン対応テント程の負荷がかかることはないと考えましたが、激しい雨風に耐えるだけの耐久性を維持する必要がありました。Kerlon 1000は8kg/17.6lbという引裂強度を誇ります。

耐久性を失わずに軽量化を達成できたもうひとつの鍵は、空気孔を構造に直接統合したことです。重量を増加させる空気孔の追加という選択を避け、Anjan(アンヤン)、Anjan(アンヤン) GT、Rogen(ルーガン)、そしてNiak(二アック)モデルにおいては、アウターテントと地面の隙間を利用して常時機能する空気孔を設置し、またはEnan(エナン)でのようにアウターテント自体にメッシュパネルを取り入れました。

結果、森林限界よりも低く、より守られた場所、また雪がない時期に活動するための、軽量でありながら、遭遇しうるいかなる気候条件にも対応する耐久性を持つテントが誕生したのでした。あなたに最適なテントを選ぶためには「自分に合うヒルバーグテントを選ぶ」をご覧ください。


SPEC スペック

イエローレーベルテントはヒルバーグの最軽量素材を用いて製造。

  • アウターは8kg/17.6lbの引裂強度を持つKerlon 1000ファブリック
  • 9mmのポール
  • 2mmのガイライン
  • 当社最軽量インナーテントとフロアファブリック
  • 軽量ジッパー
  • ヒルバーグ最軽量のトライペグ

FEATURE 特徴

イエローレーベルテントは可能な限りの軽量化を目指して設計され、暖かい気候や雪のない地域での快適さを実現しました。

  • アウターテントを地面まで届かないように設計することで、雨風からの保護と通気性及び軽量化を両立
  • 軽量化のために長さの異なるポールを採用
  • 片側を高く/低く設営することで雨風の方向に対するプロテクションを高める
  • インナーテントに設置された大型メッシュパネルと短いアウターウォールで常に高い換気性能を実現(寒い環境ではテント内が寒く感じることもある)
  • 充分な室内空間を確保しながら可能な限りの軽量化を達成する設計